OnePlusは、Android 16をベースに構築された最新バージョンのソフトウェア 「OxygenOS 16」 を発表しました。今回のアップデートでは、AI機能の強化、システムの流動性向上、デバイス間接続の拡張、およびカスタマイズ性の向上に重点が置かれています。

OxygenOS 16は、OxygenOS 15で導入されたAI機能をさらに発展させ、既存ツールの精度を高めるとともに新機能を追加しています。「Mind Space」ではGoogle Geminiとの統合が行われ、アプリ内で旅行プランなどのコンテンツ検索や作成が可能になりました。また、音声メモのサポートやスマートコレクションの自動作成も追加されています。
新機能のAIライターは、ほとんどのアプリでプロンプトに基づいてテキストの生成や編集が可能です。さらに、AIレコーダーは録音内容を文字起こしし、複数の話者を自動的に識別します。
ギャラリーアプリにはAIによる新しい編集機能が加わり、ポートレートの照明補正や目を閉じた写真の修正などを、過去の写真データをもとに行うことができます。
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システム全体のパフォーマンスも改善されています。OxygenOS 15で初めて導入されたパラレルプロセッシング機能は、より多くのUI領域に拡張され、操作の滑らかさが向上しました。ロックスクリーンには、新しい時計レイアウト、ウィジェット、ライブフォトや動画のサポートなどのカスタマイズオプションが追加されています。ホーム画面では、アイコンのサイズ変更やクイックアクセス機能の追加が可能になりました。
デバイス間の接続性も強化されています。OnePlusスマートフォンとタブレット間でのデータ共有がよりシームレスになり、MacやPCからファイルにアクセスすることもできます。さらに、Apple Watchのサポートが追加され、Appleのウェアラブルデバイスから通知・メッセージ・通話を確認できるようになりました。
OnePlusタブレットユーザー向けには、マルチタスク機能の改善と、スマートフォン同様のロック画面およびホーム画面のカスタマイズ機能が導入されています。
現在、OxygenOS 16ベータプログラムが公開されており、正式リリースに先立って新バージョンをテストすることが可能です。