ポータブルかつモジュール式電源:Talix Zeta、最大4kWhの容量に対応

Talix Zetaは、Lenovoとの協業により開発された新しいポータブル電源ステーションです。基本容量は1kWhで、最大3つの追加バッテリーモジュールを接続することで、最大4kWhまで拡張できます。バッテリーにはリン酸鉄リチウム(LiFePO₄)セルを採用しており、長寿命設計が特徴です。Talixによると、寿命は20年以上、8,000回の充放電後でも容量の70%を維持するとされています。

出力面では、Talix ZetaはACコンセントから最大300ワットを供給できます。4台を組み合わせることで、合計出力は最大1,200ワットまで拡張可能となり、より高い電力を必要とする用途にも対応します。小型デバイス向けには、USB Type-C(USB PD 3.2)経由で最大240ワットをサポートしており、多くの最新ノートパソコンに十分な電力を供給できます。さらに、USB Type-Aポートでは最大12ワットの出力が可能です。

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本体の充電は、対応する電源アダプターを使用したUSB Type-C経由のほか、ソーラーパネルからも行えます。これはキャンプやオフグリッド環境での利用において大きな利点です。系統電源からの充電は、USB Type-Cで最大240ワット、AC入力では最大300ワットに対応します。一方、ソーラー充電は最大110ワットに制限されています。

Talixは現時点で価格を発表していません。Zetaはクラウドファンディングを通じて発売される予定で、欧州市場向けのバージョンも計画されています。Talixによれば、出荷開始は2026年5月を予定しています。

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