5月15日、Windows Latestが報じたところによると、Windows 10の強制セキュリティアップデート「KB5058379」により、一部のPCがWindows回復モードに入り、BitLockerキーを要求する問題が発生しています。場合によっては、ブルースクリーン(BSOD)も引き起こされることがあります。

5月17日、Microsoftはサポートドキュメントでこの問題を認め、Intel Trusted Execution Technology (TXT)が有効になっている第10世代以降のIntel vProプロセッサを搭載したデバイスに影響があると発表しました。この問題は、Windows 10バージョン22H2およびWindows 10 Enterprise LTSC 2021にのみ影響します。
>>>Comen ME600 対応用 2200mAh Comen ME600高性能 互換バッテリー
Microsoftは現在、修正作業を進めており、数日以内に緊急パッチ(Out-of-bandアップデート)をリリースする予定です。
対処方法:
- 48桁のBitLocker回復キーを確認する。
- 起動時にF2、F10、F12、またはEscなどのキーを押してBIOS/UEFIに入る。
- BIOSで「Security」または「Advanced CPU Settings」に移動する。
- Intel TXT(Trusted Execution)またはOS Kernel DMA Supportを無効にする。ただし、VT for Direct I/O(VT-d)は有効にしておく。
- 設定を保存してBIOSを終了する。
>>>Midea BP14435A 対応用 3400mAh Midea i5 Extra, i5 Young, i5 Blink, i9 EYE, i50 Pro高性能 互換バッテリー
これで、KB5058379のインストールを完了でき、BitLocker回復やBSODが発生しなくなるはずです。なお、Windows 11にはこの問題は影響しません。