DJI、初のスマートホーム製品「Romo」発表 ロボット掃除機市場に参入

DJIは、空撮およびドローン技術における革新で広く知られていますが、新たにスマートホーム分野への進出を果たしました。今回発表された「Romo(ロモ)」は、ドローンレベルの認識能力、AI経路計画、そして特徴的なデザインを備えたロボット掃除機です。

Romoシリーズは現在のところ海外では未発売ですが、DJIは年内に国際展開を予定していることを発表しています。ただし、具体的な発売日や対象地域については明らかにされていません。

Romoには、DJIの視覚認識およびリアルタイムマッピングの技術が活かされています。双眼魚眼ビジョンシステムと3つの広角ソリッドステートLiDAR(レーザー測距センサー)を搭載し、小さな障害物を検知しながら複雑な環境でもスムーズに移動できます。反射面や透明な床材、低照度環境でも高精度なナビゲーションが可能です。

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さらに、Romoは伸縮式のデュアルロボットアームを搭載しており、家具の下や狭い隙間など、通常届きにくい場所の清掃も可能です。エッジ検出およびインテリジェントアルゴリズムによって、清掃範囲が大幅に拡大されます。

吸引力は最大25,000Paで、絡まりにくいデュアルローラーブラシを装備。多様な床材に適応し、フローリングとカーペットの間でブラシやモップの高さを自動で調整し、交差汚染を防ぎます。

製品ラインは以下の3モデルで構成されています:

  • Romo S:クラシックなホワイト
  • Romo A:ホワイトベースの半透明デザイン
  • Romo P:内部構造が見えるフルクリアデザイン

透明なデザインは美観を強調するだけでなく、内部機構とユーザーが触れる部分を明確に分離することで、操作性と衛生面を向上させています。

また、Romoのセルフクリーニング機能付きベースステーションでは、モップの洗浄、ゴミの収集、銀イオン技術やUVフィルターを利用した殺菌を自動で行い、臭いやバクテリアの発生を抑制します。水とゴミの管理は専用のコンパートメントに分けて整理されており、日常のメンテナンスも簡単です。さらに、DJI Homeアプリを通じて、スマート通知も受け取れます。、

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アプリでは、遠隔操作や映像モニタリング(暗号化されたプライバシー設定あり)、音声アシスタントとの連携も可能です。掃除機本体は55Wの急速充電に対応し、必要に応じて自動でドックに戻り、約2.5時間でフル充電されます。

国際展開は年末までに開始される見込みです。なお、中国国内での価格はおおよそ650ドルからとなっています。

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