思い出を美しく残すために、パナソニックは多様なニーズに応えるビデオカメラを展開しています。その中でも注目すべき2機種が HC-V720 とその後継機 HC-V750 です。それぞれの違いを見ていきましょう。
Panasonic HC-V720:信頼できるスタンダードモデル
2013年に発売されたHC-V720は、コストパフォーマンスに優れたモデルです。主な特徴は以下の通りです:
- 21倍光学ズーム:高倍率でも画質を保ったままズーム可能
- 5軸ハイブリッド手ブレ補正:手持ち撮影でもブレを軽減
- Wi-Fi内蔵:スマホでのリモート操作やライブ配信が可能(Panasonic Image App対応)
- 1080p/50fps録画:滑らかなフルHD映像を撮影
- クリエイティブエフェクト:ミニチュア風、8mm風、サイレント映画風、タイムラプスなど
※注意点:暗所での画質や初心者にはやや分かりづらいメニュー構成が指摘されています。
Panasonic HC-V750:機能強化された後継モデル
2014年発売のHC-V750は、V720をベースに多数の強化が施されたモデルです:
- 20倍光学ズーム(4ドライブレンズシステム):ズーム全域で高解像度を確保
- 裏面照射型6.03MPセンサー:暗所性能が向上
- アドバンスドレベルショット機能:傾いた映像を自動補正
- フルHDスローモーション撮影(120fps):動きの激しいシーンを滑らかに再現
- 強化されたWi-Fi & NFC対応:接続や操作がより簡単に
センサーと映像処理エンジンの向上により、全体的な画質やレスポンスも改善されています。
スペック比較表
イメージセンサー | 1/2.33型 MOS、17.52MP | 1/2.3型 裏面照射MOS、6.03MP |
手ブレ補正 | 5軸ハイブリッドO.I.S. | レベルショット+5軸ハイブリッドO.I.S.+ |
スローモーション撮影 | 非対応 | フルHD 120fps 対応 |
結論
HC-V720 は日常使いに適した信頼性の高いビデオカメラで、基本機能を十分に備えています。一方、HC-V750 は低照度性能の向上やスローモーション撮影、高度な手ブレ補正など、より多機能かつ高画質を求めるユーザーに最適です。
より先進的な機能を必要とするなら、HC-V750 の方が明らかに優れた選択肢と言えるでしょう。