OneXPlayer X1 と OneXPlayer X1 Pro は、同じコンセプトに基づいています。それは、10.95インチの3-in-1デバイスとして、ハンドヘルドゲーミングPC、Windowsタブレット、そして着脱式コントローラーとキーボードを備えたミニノートPCとして使えることです。

一見すると両者はほぼ同じに見えます。どちらも 2560×1600解像度のLTPSタッチスクリーン、120Hzリフレッシュレート、16:10のアスペクト比、そして 65.02Whバッテリーを搭載しています。デザインやサイズ、モジュール構造も共通しています。
しかし実際の違いは内部にあり、性能と位置づけが両モデルを分けています。
主要ハードウェアの違い
最も大きな違いは、プロセッサとグラフィックス性能です。
通常版の OneXPlayer X1 は、Intel Core Ultra 7 155H と内蔵の Intel Arc グラフィックスを採用しています。一方、X1 Pro は AMD Ryzen AI 9 HX 370 と Radeon 890M iGPUへとアップグレードされています。
どちらも最新世代で高効率ですが、ProモデルのAMDプラットフォームは特にグラフィックス性能が大幅に向上しています。Intelは16コア22スレッド、対してRyzen AIは新しい Zen 5 / Zen 5c アーキテクチャに基づく12コア24スレッド構成です。
さらに重要なのは、Radeon 890Mが RDNA 3.5 アーキテクチャを採用しており、内蔵GPUとしては高負荷なゲームにもより適している点です。
プラットフォームと用途
ソフトウェア面では、両機ともにフル機能のWindowsハンドヘルドPCとして動作します。
通常版X1は、取り外し可能なコントローラーを備えたコンパクトな Windows 11デバイスで、ゲーム、作業、日常用途に幅広く対応します。
一方のX1 Proは同じコンセプトを維持しつつ、ゲーミング性能、OneXConsoleとの連携、AI機能により重点を置いています。
実際の使用では、どちらも Steam、Epic Games、Game Pass、エミュレーションなどに対応し、軽めの作業用途にも適しています。
ハード構成と接続性
物理的な構成は両モデルでほぼ共通しています。
OneXPlayer X1 は、LPDDR5X-7467メモリ、M.2 2280 PCIe 4.0 SSD、USB-C 4.0×2、USB-A 3.2、TFカードスロット、3.5mmジャック、OCuLinkポートを搭載しています。
重量は約 789g で、Harmanチューニングのデュアルスピーカーを備え、携帯性と機能性のバランスが取れています。
X1 Proも同様の設計を採用しつつ、内部構成が大きく強化されています。32GB〜64GBのLPDDR5X RAM、および 1TB〜4TBのSSDを選択可能です。
さらに、OCuLinkにも対応しており、外部GPU接続によってデスクトップ級のグラフィックス性能を実現できます。
ゲーミング性能
性能面では、X1 Proが明確に優れています。
Ryzen AI 9 HX 370 + Radeon 890M の組み合わせにより、CPU・GPUともに高い性能を発揮し、特に最新ゲームでのパフォーマンスが向上しています。AAAタイトルもより高設定・安定したフレームレートで動作可能です。
一方、通常版X1も十分な性能を持っていますが、より適しているのは インディーゲーム、やや古めのAAAタイトル、クラウドゲーム、一般用途です。
最新ゲームを快適にプレイしたい場合や、設定を大きく下げたくない場合は、Proモデルの方が将来性のある選択と言えます。
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汎用性 vs パワー
性能差はあるものの、通常版X1にも十分な価値があります。
両モデルとも大画面、モジュール設計、3-in-1構造を共有しているため、通常版X1は汎用性を重視するユーザーにとって魅力的です。
ブラウジング、動画視聴、軽作業、時々のゲームといった用途に適したマルチユースデバイスとして活躍します。
一方、X1 Proはよりゲーミング志向の強いハンドヘルドPCでありながら、その柔軟性も維持しています。
まとめ
OneXPlayer X1 と X1 Pro は見た目こそ似ていますが、重視するポイントが異なります。
X1は、日常用途とカジュアルなゲームに適したバランス型のハイブリッドデバイスで、コンセプトの完成度が高いモデルです。
X1 Proは、そのコンセプトをベースに、性能とゲーミング能力を大幅に強化したモデルで、妥協のないオールインワンPCを求めるユーザーに適しています。
シンプルに言えば、柔軟性とコストパフォーマンス重視ならX1、最大性能と将来性を求めるならX1 Proがおすすめです。